3月22日「世界水の日」カンボジアの1,800人の方に飲料水を提供するための支援
2024年3月22日、世界水の日:SFAグループは、カンボジアの1,800人の方に飲料水を提供するために、資金援助を実施しました。
SFAグループは、2011年から「世界水の日」(水とトイレと衛生の日)に、すべての人に飲料水を提供するための人道的支援に取り組んできました。そして2024年、プラネット・ウォーター・ファウンデーションとのパートナーシップを更新しました。
プラネット・ウォーター・ファウンデーションは、衛生教育プログラムの開発と、地域社会に浄水システムを設置することで、世界で最も恵まれない地域社会に清潔な飲料水を提供することを目的とした非営利団体です。2009年の設立以来、28カ国で約400万人に清潔な飲料水を提供してきました。
2024年、SFAグループは10,000ユーロを寄付し、同額を寄付した別の財団とともに、カンボジアのシェムリアップ州にあるフンセン・ランテク小学校に「アクアタワー」を設置することができました。
この投資により、バクテリア、菌類、その他の不純物を0.01ミクロンのサイズまで除去するフィルターシステムを設置して、安全な飲料水を提供できるようになりました。毎時1,000リットルを生産可能で、これは約1,800人が必要な1日の飲料水に相当します。このプロジェクトの持続可能性も強調すべき点で、プラネット・ウォーター・ファウンデーションによる4年間にわたるシステムのメンテナンスモニタリング(4年間で10回の訪問、技術サポート、スペア部品の供給、追加トレーニング)に加え、事前に定義された指標を用いたシステムパフォーマンスの長期測定、水質検査、必要に応じてクローズド・サイクルで是正措置が提供されます。
今回の設置とともに、地域社会とフンセン・ランテク小学校の838人の生徒の両方に対する衛生教育プログラムを実施し、各生徒たちに再利用可能なステンレス製カップを提供しました。この寄付金はまた、同校の消毒システムの資金にも充てられます。
3月22日、世界水の日
1993年、国連の主導により、世界水の日が3月22日に制定され、水が健康に及ぼす影響についての認識を高めてきました。今日、世界中で22億人以上の人々が飲料水や衛生設備を利用できず、世界人口の約半数が一定期間、深刻な水不足に直面しています(IPCC 2022)。2024年の世界水の日のテーマは「平和のための水」です。