圧送ポンプによるエアコン排水ドレン処理 | ブログ | SFA Japan

圧送ポンプによるエアコン排水ドレン処理

水まわりレイアウト

大規模商業施設やオフィスビルにおいては、空調の排水ドレン処理は定期的に検討が必要な項目です。基本的にこれらの施設では集合的に空調機器を配置しますが、排水圧送ポンプを用いることでレイアウトの自由度が圧倒的に高まります。
空調効率を最優先したレイアウトを、低コストで実現することができ、空調コストダウンを実現できます。

商業施設・オフィスビルにおける空調排水ドレンの課題

大規模商業施設やオフィスビルにおいては、空調の排水ドレン処理は定期的に検討が必要な項目です。基本的にこれらの施設では集合的に空調機器を配置します。

外気を取り入れ、温度調整を行い、フロアに給気することになりますが、これらの空気をコントロールするエアハンドリング設備は窓際に設置することで効率が高まります。

このエアハンドリングユニットの設置位置は、テナント入居が決まってから効率の良い位置を選定することが多く、理想的な位置に排水設備が無い、ということがよく起こります。

この場合階下への排水工事を行うことになりますが、空調設備フロアの床のコア抜き工事、階下への排水工事ができない(階下にテナントが入居している)ケースもよくあります。

そうなると、理想的な位置へのエアハンドリング設備設置をあきらめ、既設の排水設備はあるものの効率の悪い場所に設置せざるを得なくなります。空調効率の低下はテナント入居者の満足度低下、電気代の増加に繋がり、施設自体の価値を落としてしまいます。

排水圧送ポンプで排水の課題を解決

このような場合SFA Japan のサニスピードプラスをよくご選択頂きます。

サニスピードプラスを用いるとエアハンドリングユニット等からの排水ドレンを床工事なしで季節の排水設備まで阿蘇することが可能となります。例えば同一階の中であれば、サニスピードプラス1台で50m以上先まで排水を圧送できます(揚程4m前後を想定)。

大掛かりな工事を行うことなく、既設設備まで圧送できるため空調効率を考えた最適なレイアウトが容易に実現可能となります。
入居テナントの大幅レイアウト変更が生じた際も、配管レイアウトは自由度を大きく持って行うことができ、エアハンドリング設備の再設置を自在に行うことができます。

SFAの排水圧送ポンプとは

高速回転刃

トイレからの汚水に含まれる排泄物とトイレットペーパーをポンプ内の高速回転する刃で細かく粉砕します。

圧送ポンプ

細粒化された汚水をポンプで圧送。小口径の排水管で汚水を排水主管まで圧送します。

point

  • ポンプからの吐出排水管が20mm〜25mmの小口径
  • ポンプからの吐出排水の垂直揚程能力3m〜10m
  • ステンレスの高速回転刃で排泄物・トイレットペーパーを完全粉砕
  • ポンプと吐出排水管の接続は付属ジョイントで簡単接続

※サニーキュービック2クラシックは40mm

SFAポンプの動作原理

トイレの排水が流れ込み、槽内の水位が上昇することでモーターが起動します。

時間内にモーター上部の回転刃が、汚物・トイレットペーパー(水溶性)を3〜4秒で粉砕・細粒化します。

細粒化された汚水はいったん槽下層へ滞留し、モーター下部のインペラより誘導され、吐出管より圧送されます。

汚水吐出後、槽内の水位が下がることによってモーターは自動停止します。

排水圧送ポンプの選定

水廻りの問題を解決、正しい製品を選びましょう

製品情報

サニアクセス3は、薄型設計・省スペース仕様です。また万が一の修理・点検時には、吐出排水管を外すことなくメンテナンスできる構造を採用しています。まさに「トイレ増設、超かんたん!」が実現できるポンプです。

サニスピードプラスは、雑排水専用の大容量ポンプです。
手洗器・キッチン・ユニットシャワーの排水など、家庭用・商業施設を問わずにご使用できます。
冷蔵ショーケースのドレンポンプアップにもお使い頂けます。

SFAについて

65年の歴史とともに、全世界で累計1000万台以上の排水圧送ポンプの実績を有する、衛生機器分野で世界をリードするフランス発祥のトップ メーカーです。
バッキンガム宮殿やヨーロッパ最古のカフェ、日本では東京ミッドタウンなど、世界中の様々な建物・施設に採用されています。
SFAの歴史のスタートは1958年。下水処理施設用機械の設計から始まりました。
その後、トイレ用粉砕機の発明により、衛生機器市場に改革をもたらしました。

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