水回りリフォームの費用相場は?箇所別・セット別の工期や注意点を解説 | SFA Japan

水回りリフォームの費用相場は?箇所別・セット別の工期や注意点を解説

プロのアドバイス

はじめに

キッチン、浴室、トイレ、洗面所といった水回りのリフォームを検討するとき、「どのくらいの費用がかかるのか」「複数箇所まとめてリフォームした方がよいのか」といった疑問を持つ方は多いでしょう。

この記事では、水回りリフォームの費用相場を箇所別・セット別に整理し、工期の目安やリフォームを検討するタイミング、費用が変わる要因と注意点についてまとめています。また、水回りの位置変更や増設を伴う場合に重要になる排水条件についても後半で解説します。リフォームの計画を立てる際の参考にしてください。

目次

  1. 水回りリフォームの費用相場|箇所別の目安
  2. 水回りをまとめてリフォームするセット費用の相場
  3. 水回りリフォームの工期目安
  4. 水回りリフォームを検討する時期・タイミング
  5. 水回りリフォームの費用が変わる要因と注意点
  6. 位置変更・増設を伴う場合は排水条件の確認が重要
  7. 排水条件が難しいケースでの選択肢|SFAの排水圧送ポンプとは
  8. 水回りリフォームでよくある質問
  9. まとめ
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1.水回りリフォームの費用相場|箇所別の目安

水回りリフォームの費用は、設備のグレード、工事の範囲、建物の種別(戸建て・マンション)、配管の状態などによって大きく異なります。以下の金額はあくまで目安として参考にしてください。実際の費用は、見積もりを取って確認することをおすすめします。

箇所費用の目安
キッチン50万〜200万円程度
浴室50万〜200万円程度
トイレ15万〜60万円程度
洗面所10万〜70万円程度

※設備グレード・工事範囲・配管工事の有無などにより変動します。

同じ箇所のリフォームでも、設備交換のみか、内装や配管工事まで含むかによって費用は大きく変わります。そのため、表の金額はあくまで比較検討前の目安として確認してください。

キッチンのリフォーム費用

キッチンのリフォーム費用は、設備を同じ場所に交換するか、位置変更を伴うかで大きく異なります。現在の壁付けキッチンから対面式に変えるなど、配置を変更する場合は給排水管や内装工事が追加で発生するため、費用が上がる傾向があります。

また、システムキッチンのグレードによっても費用の幅は広く、スタンダードモデルと上位グレードでは本体価格だけで数十万円の差が生じることがあります。「設備の交換のみか」「内装まで含めるか」によっても最終的な費用は変わります。

位置変更を伴う場合は、給排水管や排水経路の確認が費用に影響します。この点については、後半で「排水条件」の観点から説明します。

浴室のリフォーム費用

浴室リフォームでは、古くなった浴室を、浴槽・床・壁などが一体化されたシステムバスへ入れ替えるケースがよく見られます。既存の浴室がすでにシステムバスの場合は比較的スムーズに交換しやすい一方、タイル張りの在来浴室から変更する場合は、解体や防水工事などが加わるため費用が高くなる傾向があります。

また、築年数が古い住宅では、浴室まわりの下地や断熱材が劣化していることがあり、開けてみて初めて追加工事が必要になることもあります。浴室リフォームの際は、目に見えない部分の状態も確認してもらうとよいでしょう。

トイレのリフォーム費用

トイレのリフォームは、便器・タンク・温水洗浄便座を交換するだけのシンプルなケースから、内装(床・壁・照明)まで含めた全体的なリフォームまで幅があります。

和式から洋式への変更、タンクレストイレへの変更、温水洗浄便座の有無などによっても費用は異なります。便器の交換のみであれば比較的費用を抑えやすい箇所ですが、内装もあわせてリフォームする場合は費用が上がります。

洗面所のリフォーム費用

洗面所のリフォームは、洗面台の交換だけに留めるか、床・壁・収納まで含めるかによって費用が変わります。洗面所は浴室に隣接していることが多く、湿気の影響を受けやすい場所でもあります。

洗面台を交換する際は、床材や壁面の劣化状況も確認しておくと、後から追加工事が必要になるリスクを抑えやすくなります。

2.水回りをまとめてリフォームするセット費用の相場

複数の水回り箇所をまとめてリフォームする「セットリフォーム」という選択肢があります。箇所ごとに別々で発注するよりも、工程や職人の段取りをまとめやすく、費用面でも効率的になる場合があります。

3点セット・4点セットの費用相場

よくある組み合わせとして、「3点セット」や「4点セット」があります。3点セットは、キッチン・浴室・トイレの組み合わせに限らず、キッチン・浴室・洗面所、浴室・洗面所・トイレなど、リフォーム会社によって対象箇所が異なる場合があります。

セット内容費用の目安
3点セット80万〜200万円程度
4点セット150万〜300万円程度

※設備グレード・内装工事の範囲・配管工事の有無・建物種別などにより変動します。

セット費用の目安は、設備のグレードや内装工事の範囲によって大きく変わります。高グレードの設備を選んだり、内装工事の範囲を広げると、上記の目安を上回ることもあります。希望する設備や仕様に合わせて見積もりを取り、単品見積もりとセット見積もりを比較することが重要です。

セットリフォームのメリット・注意点

メリット

  • 職人の手配や資材搬入、養生などをまとめやすく、工事全体の効率化につながる場合がある
  • 複数箇所をまとめることで、共通費用を抑えやすい場合がある
  • 設備や内装のデザインを統一しやすい

注意点

  • 工事中は複数の水回りが同時に使えなくなる場合がある
  • まとまった費用が一度に必要になる
  • 設備や施工会社の選択肢が絞られる場合がある

セットリフォームが必ずしもすべてのケースで有利とは限りません。費用面だけでなく、工事中の生活への影響も踏まえ、施工会社やリフォーム会社に相談しながら検討するとよいでしょう。

3.水回りリフォームの工期目安

工期は、設備の種類・工事の範囲、現場の状況によって変わります。以下はあくまで参考目安です。実際の工期は施工会社やリフォーム会社に事前に確認してください。

箇所工期の目安
キッチン3日〜7日程度
浴室(システムバス交換)3日〜5日程度
浴室(システムバスへの変更)5日〜10日程度
トイレ半日〜3日程度
洗面所1日〜4日程度
複数箇所まとめてリフォーム1〜2週間程度

複数箇所をまとめてリフォームする場合は、工事範囲や工程の組み方によって数日〜3週間以上かかることもあります。間取り変更や配管工事、内装工事を広く伴う場合は、1か月前後を見込むケースもあります。

また、工事中は該当する水回りが使用できないため、トイレや浴室が使えない期間、仮設設備の有無などを事前に確認しておきましょう。

4.水回りリフォームを検討する時期・タイミング

水回り設備は毎日使用するものだけに、「いつリフォームすればよいか」の判断が難しいこともあります。不具合が出てから急いで動くよりも、使用年数や設備の状態を確認しながら計画的に検討するのがよいでしょう。

使用年数や劣化症状を目安にする

水回り設備は、設備の種類やメーカー、使用状況によって劣化の進み方が異なりますが、一般的には設置後10〜20年程度が、修理や交換を検討する目安とされています。

以下のような症状が見られる場合は、リフォームを検討するサインのひとつです。

  • 水漏れや蛇口のガタつきが増えてきた
  • 浴室や洗面所にカビやにおいが出やすくなった
  • 排水の流れが悪くなってきた
  • 部品の故障や目地のひび割れが目立ってきた
  • 床材や壁面の劣化が気になってきた

こうした症状がある場合、設備本体だけでなく、配管内部や壁の下地など、外からは見えにくい部分が劣化している可能性もあります。使用年数が長い住宅では、リフォームを機に見えない部分の状態も確認してもらうと安心です。

不具合が出る前にまとめて検討する

水回り設備は同じ時期に設置されていることが多く、使用年数が近い設備は同じような時期に劣化しやすい傾向があります。一つの箇所で不具合が出た際に、他の箇所もあわせて確認しておくと、後々の工事回数を減らせる可能性があります。

急いで対応しなければならない状況になると、施工会社やリフォーム会社選び、設備の比較検討に十分な時間を取りにくくなることもあります。余裕があるうちに検討を始めることで、より自分に合ったプランを選びやすくなります。

また、省エネや介護対応のリフォームには、国や自治体の補助金・助成金制度を利用できる場合があります。制度の内容は年度や自治体によって変わるため、工事の時期とあわせて確認しておくとよいでしょう。

5.水回りリフォームの費用が変わる要因と注意点

同じ「浴室のリフォーム」でも、費用には大きな幅があります。見積もりを取る前に、費用が変わる主な要因を把握しておくと、打ち合わせがスムーズになります。

設備グレード・内装工事の範囲

設備本体のグレードは、費用を大きく左右する要素の一つです。同じメーカーでも、スタンダードグレードと上位グレードでは本体価格に差があります。食洗機、浴室乾燥機、温水洗浄便座などのオプションも費用に影響します。

また、設備の交換だけにするか、床・壁・天井の内装まで含めるかでも費用は変わります。設備と内装のどこまでを工事範囲に含めるか、事前に整理しておくとよいでしょう。

給排水工事や配管交換の有無

既存の給排水管が良好な状態であれば、新しい設備への接続工事は最小限に抑えられます。一方、築年数が長い建物では、給排水管の腐食や劣化が進んでいる場合があり、配管の交換や更新が必要になることがあります。

配管工事が追加されると、工事範囲が広がる分、費用も増加しやすくなります。よくある排水経路新設のために床をかさ上げすると、その分天井高も低くなり、段差もできるのでバリアフリーな空間からも遠ざかります。特に築年数が長い建物では、配管調査や追加費用の可能性についても事前に確認しておくことをおすすめします。

位置変更・移動を伴うか

水回り設備を現在と同じ場所に設置する場合と比べて、位置を変更したり移動したりする場合は、費用が大きく変わります。新たな給排水管の工事、床の開口、内装の補修などが必要になるためです。

特に、排水経路をどう確保するかが、費用や施工可否に関わる重要なポイントになります。排水条件の詳細については、後述のセクションで説明します。

マンションでは管理規約や工事条件を確認する

マンションでのリフォームは、管理組合の定める管理規約や使用細則などのルールによって、工事内容や工事可能な時間帯、床材の種類、配管工事の範囲などに制限が設けられている場合があります。

また、工事前に管理組合への届出や承認が必要なケースもあります。工事を進めてから問題が発覚すると、やり直しや追加費用につながることがあるため、リフォームを検討し始めた段階で確認しておきましょう。

6.位置変更・増設を伴う場合は排水条件の確認が重要

水回りを現在の場所から移動させたり、新たに増設したりするリフォームでは、給排水工事の範囲が広がるため費用が増加しやすくなります。なかでも「排水経路をどう確保するか」は、施工の可否や費用を左右する重要なポイントです。

排水は基本的に重力を利用して流れる仕組みのため、新しい設置場所から既存の排水管まで、適切な傾斜(勾配)を確保できるかどうかを確認する必要があります。既存の排水管まで距離がある場合や、床下のスペースが限られている場合、地下・半地下のような低い場所に水回りを設けたい場合は、通常の排水工法では対応が難しくなることがあります。

こうした条件の確認は、施工会社・設計者・リフォーム会社にとっても、費用・工期・施工可否を判断するうえで重要です。

排水経路の確保が難しい場合には、通常の配管工事だけでなく、排水圧送ポンプが選択肢になることがあります。次のセクションでは、SFAの排水圧送ポンプの考え方を紹介します。

7.排水条件が難しいケースでの選択肢|SFAの排水圧送ポンプとは

既存の排水管まで十分な勾配を確保しにくい場所で、水回りの移動や増設を検討する場合、選択肢のひとつになるのが「排水圧送ポンプ」です。

SFAの排水圧送ポンプは、重力だけに頼らず、ポンプの力で排水を圧送し、既存の排水管へ送る機器です。これにより、床の大がかりな工事を避けながら水回りを設置できる場合があります。

たとえば、次のような状況で検討されることがあります。

  • 既存の排水管まで距離があり、十分な勾配を確保しにくい
  • 床を大きく壊さずに排水経路を確保したい
  • 地下・半地下など、既存の排水管より低い位置に水回りを設けたい
  • 既存配管から離れた場所に、トイレや洗面台などを増設したい

SFAの製品には、壁排水155mmの洋式トイレに対応する「サニアクセス3」や、手洗器・シンク・シャワーユニットなどの雑排水に対応する「サニスピードプラス」など、用途に応じた機種があります。

ただし、排水圧送ポンプがすべての現場に適用できるわけではありません。現場の状況や既存配管の条件によって、適用の可否や選定する機種が変わります。施工の検討は、現場の排水条件を確認したうえで行うことが重要です。

製品の詳細・仕様・製品選定については、SFA Japan公式サイトの製品ページや製品選定サポートをご参照ください。

8.水回りリフォームでよくある質問

水回りリフォームはまとめた方が安くなる?

複数箇所をまとめることで、養生費・搬入費・諸経費などの共通費用を抑えやすくなる場合があります。ただし、設備グレードや工事範囲によって費用は変わるため、単品見積もりとセット見積もりを比較して判断するとよいでしょう。

水回りリフォームに補助金・助成金は使える?

省エネ設備の導入やバリアフリー対応など、工事内容によっては補助金・助成金を利用できる場合があります。ただし、制度の内容や対象条件は年度や自治体によって変わるため、最新情報は国や自治体の公式情報を確認しましょう。

水回りの位置変更・移動は可能?

可能な場合はありますが、給排水管の新設・延長や排水経路の確認が必要になるため、費用は高くなりやすい傾向があります。排水条件が厳しい場合は、排水圧送ポンプが選択肢になることもあるため、施工会社やリフォーム会社に現場を確認してもらいましょう。

9.まとめ

水回りリフォームの費用は、設備グレード・工事範囲・給排水工事の有無・建物の種別によって幅があります。箇所別の目安費用や、3点・4点セットの費用レンジを参考にしながら、複数の施工会社やリフォーム会社から見積もりを取って比較しましょう。

また、水回りの位置変更や増設を伴う場合は、排水条件の確認が費用・工期・施工可否を左右する重要な要素になります。既存の排水管まで十分な勾配を確保しにくい場合は、SFAの排水圧送ポンプが選択肢のひとつとなる場合があります。

10.関連記事

SFAの排水圧送ポンプとは

高速回転刃

トイレからの汚水に含まれる排泄物とトイレットペーパーをポンプ内の高速回転する刃で細かく粉砕します。

圧送ポンプ

細粒化された汚水をポンプで圧送。小口径の排水管で汚水を排水主管まで圧送します。

point

  • ポンプからの吐出排水管が20mm〜25mmの小口径
  • ポンプからの吐出排水の垂直揚程能力3m〜10m
  • ステンレスの高速回転刃で排泄物・トイレットペーパーを完全粉砕
  • ポンプと吐出排水管の接続は付属ジョイントで簡単接続

※サニーキュービック2クラシックは40mm

SFAポンプの動作原理

トイレの排水が流れ込み、槽内の水位が上昇することでモーターが起動します。

時間内にモーター上部の回転刃が、汚物・トイレットペーパー(水溶性)を3〜4秒で粉砕・細粒化します。

細粒化された汚水はいったん槽下層へ滞留し、モーター下部のインペラより誘導され、吐出管より圧送されます。

汚水吐出後、槽内の水位が下がることによってモーターは自動停止します。

排水圧送ポンプの選定

水廻りの問題を解決、正しい製品を選びましょう

製品情報

サニアクセス3は、薄型設計・省スペース仕様です。また万が一の修理・点検時には、吐出排水管を外すことなくメンテナンスできる構造を採用しています。まさに「トイレ増設、超かんたん!」が実現できるポンプです。

サニスピードプラスは、雑排水専用の大容量ポンプです。
手洗器・キッチン・ユニットシャワーの排水など、家庭用・商業施設を問わずにご使用できます。
冷蔵ショーケースのドレンポンプアップにもお使い頂けます。

SFAについて

65年の歴史とともに、全世界で累計1000万台以上の排水圧送ポンプの実績を有する、衛生機器分野で世界をリードするフランス発祥のトップ メーカーです。
バッキンガム宮殿やヨーロッパ最古のカフェ、日本では東京ミッドタウンなど、世界中の様々な建物・施設に採用されています。
SFAの歴史のスタートは1958年。下水処理施設用機械の設計から始まりました。
その後、トイレ用粉砕機の発明により、衛生機器市場に改革をもたらしました。

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