オフィスや店舗、住まいにおける水回りの増設は簡単!費用や工期、増設例を解説!
キッチンやトイレ、浴室など水回りの増設をお考えの場合、費用や工期などが気になる部分ではないでしょうか。本記事では、オフィスや店舗、住まいにおける水回りの増設にかかる費用や工期について解説します。事例も合わせて紹介しているため、水回りの増設を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
水回りの増設は簡単にできる?
一般家庭を始め、オフィス、飲食店、工場、美容室などにおいて水回りを増設したいというイメージや悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
水回りの増設を行う場合は、通常のリフォームと比べて複雑な配管工事や基礎工事が必要です。そのため、個人で行おうとする分には難易度の高い作業ですが、工務店に依頼することで工事は問題なく行えます。
また、水回りの増設は、一般家庭用のキッチン・トイレ・浴室などへはもちろん、飲食店の流し台や工場の着替え場の設置に伴ったトイレや手洗い場の増設など、細かなニーズに応えられるものです。
水回り増設におけるユーザーの悩み
しかし、水回りを増やしたいと思ってはいるものの、次に挙げるようなことが原因でなかなか踏み切れないという方もいるでしょう。
一般家庭の悩み
- 設備の劣化
- 間取りの悪さ、収納スペースが狭い
- 使い勝手が悪い
- どこの業者に依頼すればいいのか分からない
BtoB(オフィスや店舗、工場などの事業者)の悩み
- 工事に時間がかかりそう
- 配管の問題で設置ができないと管理会社に説明された
- 費用が不透明→費用を抑えて水回りを増やしたい
- どこの業者に依頼すればいいのか分からない
これらの悩みは、水周りの増設を考える際によく挙げられます。
とくに、その間水道が使えないと困るという理由で工期を気にしていたり、費用面のことを気にするということはよく聞かれる悩みです。
このほか、依頼先の業者についても選定が難しいと考える方は多いでしょう
水回り増設工事における一般的な費用相場
費用相場は増設する数のように、どのような工事を行うのかという、内容次第で変動します。
以下では、水回りの増設工事を行う場合の一般的な費用相場を紹介します。
水回りの増設をしたい場所や設備次第で異なるため、検討している工事内容に併せて見積もりを取ってみましょう。
ここでは、よく見られる工事ごとの費用相場について紹介します。
水回りの間取りを変更する場合
水回りの間取りを変更する場合、さまざまな工事が必要なため費用は高額になる傾向があります。
キッチンを増設したい場合、相場は最低でもおよそ150万円からです。
ミニキッチンなら本体価格は10万円ほどのため、もう少し安く済ませられますが、オーダーキッチンのようにハイグレードなものを設置したい場合は、本体価格だけで200万円以上かかります。
例えばミニキッチンを設置したいというだけの場合は、工事費用を合わせて30万円程度での工事が可能です。
キッチンや浴室、トイレや洗面台などすべて増設した場合の費用相場はおおよそ300万~400万円ほどかかるでしょう。
設備機器の購入や工事費用以外に、場合によっては給湯器を新設する必要があるため、追加費用が発生する可能性もあります。
水回り設備のみ増設する場合
水回りの設備のみを増設する場合は、もう少し費用を抑えられるでしょう。
トイレを新しく増設したい場合、費用の相場は約70万円です。商品のグレードや配管の長さ、内装によって費用は変わります。
ユニットバスを設置する場合の施工費用は、1坪あたり約50万円です。ユニットバスの本体価格は約70万円が相場ですが、こちらもグレードに応じて異なります。
洗面台増設の費用相場は、約30万円~40万円程度と、水周りの設備のみの増設なら、ほかのリフォームよりも少し安く済むことが分かります。
二世帯住宅へのリフォームをする場合
同居する家族の介護等で、二世帯住宅へリフォームしたいという場合もあるでしょう。
その際には、水回りの増設工事を行うこともあります。
簡易的なミニキッチンを設置する場合の施工費用は、約30万円が相場です。
ただし、ミニキッチンを設置する場所が給排水管から遠い、建物の構造が傷んでいて修繕が必要な場合など、単純な増設作業で済まない場合には追加費用が発生するため注意しましょう。
トイレや浴室を増設する場合の費用は、一般的な増設工事と同様です。
水回り増設の一般的な工期
水周りの増設工事をする際、費用以外に工期がネックになることもあります。
増設工事には、一時的な断水を伴う場合があります。あまり長い期間工事が続くなら、やめておこうと考える方もいるでしょう。
ここでは、水周り増設にかかる一般的な工期について紹介します。
キッチンの増設
一般家庭でも飲食店などの店舗でも、キッチンの増設だけを目的としている場合は、2日程度と比較的すぐに工事が完了します。
ただし、内装工事を伴う場合には、1週間程度の工期が必要です。
見積もりを依頼してから現地調査を行ったり契約を締結したりする期間を合わせると、2週間程度は見ておいた方がよいでしょう。
浴室の増設
浴室を増設する場合、既存の浴室を拡張するか別スペースに新たに増設するか次第で、工期は大きく変動します。
既存の浴室を拡張する増設工事だと、工期の目安は約1週間~10日程度です。
一方で別スペースに新たに浴室を増設する工事には、最短でも約30日程度の工期がかかります。
浴室スペースが確保できている状態の工事では、流れとして、解体工事・基礎工事・配管工事を順番に行います。
これらはそれぞれの工程に1~2日程度の期間がかかるため、合計すると、およそ1週間程度の工期がかかるのです。
浴槽の設置は、ユニットバスだと1日で設置できますが、タイル張りの在来工法を取る場合は数日かかるため、浴槽の種類次第でも工期が左右されます。
トイレの増設
トイレの増設工事は、場所やサイズなどの条件に左右されるものの、5日~7日程度の工期が一般的です。
条件次第では、最短3日で工事可能な場合もあります。
トイレの設置に必要なスペースが十分にあり、配管からの距離が近いほど工期は短くなります。
最低でおおよそ0.5畳~1畳のスペースを確保できていれば、トイレの設置は可能です。
既存の配管から遠い場所に増設する場合や、増改築など間取りの変更が必要な場合には、配管工事に時間がかかるため、工期は長くなります。
水回り増設の最適解?SFAの排水圧送ポンプとは
水道管から水が届けられる給水部分は、勢いが強いため、あまり問題になることはありません。
一方で、既設配管までの距離が遠い場合、排水がうまくいかないということは十分に考えられます。
多くの場合、排水は重力を使って誘導しています。
そのため、既設配管から距離があると、勢いを失ってしまうということがあるのです。
そのようなとき、費用を抑えて手軽に水回りを増設するためには、SFAの排水圧送ポンプが便利です。
排水圧送ポンプは、モーター駆動で水を押し出します。
それにより、遠くに設置されている既設配管へも、問題なく排水が届けられます。
トイレやシンクや手洗い場、浴槽、洗濯機や冷蔵ショーケースなどさまざまな水回り製品に対応可能です。
また、業種を選ばず幅広い分野で対応できるほか、アフターサービスも充実しています。
具体的には、24時間365日HPの修理フォームや電話の対応をしており、全国各地にSFA認定修理店のネットワークがあるため素早い対応が可能です。
出張修理サービスや定期メンテナンスサービスもあるため、万が一の故障やトラブルの際も安心して利用できます。
さらに、床の排水管工事を行わないため、費用や工事日数を抑えられます。
例えばトイレの設置を想定した場合、費用面では通常の半分程度で押さえられ、工事日数も、最短半日、長いものでも2日程度に工期で仕上げることが可能です。
このように、既存配管が近くになくても手軽に水回り設備を増設できる非常に便利なアイテムです。
SFAが行う水回り増設の事例
SFAの排水圧送ポンプを使うことで、どのようにして水周りを強化できるのでしょう。
ここでは、排水圧送ポンプが使われた事例について紹介します。
オフィスビル内のカフェ出店に伴う、水回りを設置した事例
オフィスビル内にカフェスペースを新たに開設するにあたって、水回りを設置した事例をご紹介します。
- 課題:パイプシャフトまで遠く、床スラブのコア抜きによる床下配管も不可能なこと
- 解決策:サニキュービック2クラシックを用いて天井懐まで垂直に、その後横引きして排水立て菅へ圧送
カフェスペースではシンク・コーヒーメーカー・ドリンクサーバー・冷蔵ショーケースには必ず排水が必要です。この排水には「サニキュービック2クラシック」を用いて天井懐まで垂直に、その後横引きして排水立て菅へ圧送しています。
高速道路SAに仮設トイレを設置した事例
高速道路SAに仮設トイレを設置した事例をご紹介します。
- 課題:排水桝までの距離が遠く、排水勾配がとれない
- 解決策:サニキュービック2クラシックを用いて、汚水を地表付近で横引きし、既存の排水桝に圧送する
サービスエリアのトイレ改修工事中、屋外に仮設トイレを設置したいものの、排水桝が遠くにあり、排水勾配が取れなかった事例です。
「サニキュービック2クラシック」を用いて、汚水を地表付近で横引きし、既存の排水桝に圧送することで、問題を解決しました。
住宅の2階にある押入れにトイレを増設した事例
住宅の2階にある使っていない物置スペースを、トイレとしてリフォームした事例をご紹介します。
- 課題:排水管まで距離があり、トイレの設置工事が大掛かりなものになること
- 解決策:使っていない部屋をトイレ室へ改修
排水管までの距離が遠い事例では、既存の排水管まで新たなトイレの位置から配管を壁内や床下などを使って通さなければならないため、大規模な工事になってしまいがちです。
また、そのような場合、重力だけでは水圧が足りないこともあるため、うまく排水を流れるような配管を意識する必要があり、最短経路では結べないということも起こるでしょう。
この事例では、薄型設計・省スペース仕様の排水圧送ポンプユニット「サニアクセス3」を設置し、工事を最小限に抑えて短期間でトイレの増設ができました。
水回りの増設はSFAで解決
水回りの増設は一般的なリフォームと比べて費用や工期がかかってしまいます。
しかし、SFAの排水圧送ポンプを使えば費用や工期を抑えられるだけではなく、配管が近くにない場所にも、手軽に水回り設備の設置が可能です。
用途に合わせた製品を選ぶことでさまざまな水回り設備に対応可能なため、水回りにお悩みなら、是非お声がけください。