建築家向けイベントレポート

開催日:2025年5月28日(水)/会場:K&K STUDIO(東京都港区西麻布)
主催:SFA Japan株式会社/参加者:48名
イベント概要
5月28日、建築家・設計関係者を対象に「再生建築の可能性 〜壊す『更新の文化』から残す『再生の文化』へ〜」をテーマとしたイベントを開催しました。会場には48名が集まり、再生建築研究所代表の神本豊秋氏による講演と、排水圧送ポンプ技術の紹介を通じて、建築の新たな可能性や技術的課題の解決策について活発な議論が交わされました。


プログラム内容
- ・開会挨拶・趣旨説明
コーディネーターの建築家、黒川彰さんより、建築現場での水まわりなどの計画の自由度向上を目指す取り組みについて簡単に説明。 - ・基調講演:神本豊秋氏(建築家/再生建築研究所)
「壊す更新の文化から、残す再生の文化へ」という価値観変革をリードする神本氏が、実際の大規模改修やコンバージョン事例を交え、再生建築の魅力と課題を解説。 - ・質疑応答・ネットワーキング
参加者同士や登壇者との活発な意見交換・交流の時間を設けました。懇親会では、SFAの排水圧送ポンプの実機にて説明を聞くことができるブースも大変盛り上がりました。
当日の様子






参加者の声(アンケートより抜粋)
- ・「大変興味深い内容で、複数事業者がつながることで可能性が広がると実感しました」
- ・「再生建築が単なる改修と異なることに驚きました」
- ・「SFAさんと再生建築のマッチングが絶妙でした」
- ・「講師のビジョンが伝わり、共感しました」
- ・「登壇者との距離が近く、質疑も含めて非常に充実した時間でした」
- ・「もっとお話を聞きたかった。次回もぜひ参加したいです」
まとめ・今後の展望
今回のイベントは、再生建築の最前線と、設備技術の最新動向を同時に学べる貴重な機会となりました。参加者からは「今後もこのようなイベントを継続してほしい」「他の建築家の話も聞きたい」といったリクエストが多数寄せられています。SFA Japanでは、今後も建築家・設計者の皆様に役立つ情報発信と交流の場を提供してまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
講演者プロフィール
◾️ 神本豊秋(登壇者)
1981年、大分県生まれ。近畿大学九州工学部を卒業し、8年間青木茂建築工房に勤務。 2012年、神本豊秋建築設計事務所を設立。同年より東京大学生産技術研究特任研究員として、約100年ぶりの東京大学総合図書館の再生に従事。2015年、株式会社再生建築研究所設立。 2018年より、ミナガワビレッジに入居・運営を開始。2022年、文部科学省の学校共創のためのプラットフォーム「Co-SHA Platform」アドバイザリー就任。
▶株式会社再生建築研究所 https://saiseikenchiku.co.jp