3月22日「世界水の日」カンボジアの1,800人に飲料水を提供するため寄付をしました。

2025年3月22日、世界水の日:SFAグループは、カンボジアの1,800人の方に飲料水を提供するために、資金援助を実施しました。
SFAグループは、2011年から「世界水の日」(水とトイレと衛生の日)に、すべての人に飲料水を提供するための人道的支援に取り組んできました。今年もまた、カンボジア・シェムリアップ州のクロンフン小学校にアクアタワーを設置するため、ウォーター・プラネット財団に1万ユーロを寄付しました

プラネット・ウォーター財団は、衛生教育プログラムの開発と、地域社会に浄水システムを設置することで、世界で最も恵まれない地域社会に清潔な飲料水を提供することを目的とした非営利団体です。2024年には、14か国で44万3000人に飲料水を提供し、34万1260人の児童を対象に衛生教育プログラムを実施し、財政的支援を行いました。
2025年3月10日に設置されたアクアタワーは、電源不要で稼働し、毎時最大1,000リットルの飲料水を生産。中空糸膜技術などを使った3段階の濾過で、すべての病原体(細菌、真菌、原生動物、寄生虫、ウイルス、その他の汚染物質)を除去します。給水ポイント6か所と手洗い用の石鹸ディスペンサーも備え、同校の164人の生徒を含む約1,800人が利用可能です。設置時には衛生トレーニングも行われ、今後4年間にわたりメンテナンスが継続されます。


SFAグループは、今後も清潔な水と衛生環境の普及に貢献していきます。

3月22日、世界水の日
1993年、国連の主導により、世界水の日が3月22日に制定され、水が健康に及ぼす影響についての認識を高めてきました。今日、世界中で22億人以上の人々が飲料水や衛生設備を利用できず、世界人口の約半数が一定期間、深刻な水不足に直面しています(IPCC 2022)。2025年の世界水の日のテーマは「氷河の保全」です。