空きスペースを有効活用し、自宅と離れとの間にトイレ増設
高低差のある土地に、母屋と離れの間にトイレ増設で便利性を向上させ、より快適なお住まいを実現。
課題
高低差のある土地に建てられた離れは、母屋より低い位置にあり、趣味部屋とアトリエとして使用されているが、水まわりがなかった。
トイレを利用する際に、母屋まで移動する必要のため、理想の状況ではない。
離れに水まわりを増設できれば、より便利で有効に活用できるが、汚水マスまで新たに排水経路を工事する必要があり、工事費や手間を考慮すると断念せざるを得ない状況。
結果
『サニアクセス3』を活用し、母屋と離れの間の空きスペースにトイレを新設。母屋の土地にある汚水マスの高さより高い位置まで排水をポンプアップし、母屋のウッドデッキ下に配管して既存の汚水マスまで排水を圧送。
『サニアクセス3』は市販の壁排水タイプの大便器の背面に取り付けした上、側面には雑排水用の流入口が2カ所あり、手洗器、小便器、シャワーユニットなども接続可能。
内蔵の回転刃により汚物やトイレットペーパーを細かく粉砕でき、20〜25mmの細い排水管での排水が可能となり、配管工事がより省施工で簡単に実現。
ポンプアップの揚程(高さ)が1m以内の場合、1%の勾配で最大100mまで水平圧送が可能で、今回の現場にも十分な性能を発揮。
離れでもトイレが使用可能になり、お住まいがさらに快適で理想的な空間となった。高低差のある土地や既存の排水設備がない場所でも、SFAポンプを使用すれば、水まわりの増設がより簡単に実現。