汚水ピット工事不要、オフィスビル地下階に水回り増設
水回り増設で建物の資産価値をアップさせ、テナントを誘致。
課題
築年数の古い物件の資産価値を向上させるため、地下階をリノベーションしてテナントを募集する企画を立てた。
これまで地下1階は倉庫として利用されていたため、水回りの設備がなく、テナントが入居できるよう新たにトイレを設置したい。
従来の工法では、汚水ピットを設置する必要があり、大規模な工事と多額の費用が発生してしまう。
費用面が問題なくても、建物の構造や自治体の基準などに従う必要があり、困難な状況でした。
結果
「サニアクセス3」を使用することで、トイレの排水を地下フロアの天井にある横引き管までポンプアップし、圧送処理することが可能となった。
さらに、「サニアクセス3」は壁排水型の市販大便器の背面に取り付けることができ、加えて2つの雑排水用の流入口があるため、手洗い器や小便器にも接続が可能。
このように、地下階にトイレを増設する際には、SFAポンプを使用することで、汚水ピットや汚水槽の工事が不要となり、工事費の削減や工事日数の短縮が実現。さらに、排水槽の掃除や点検の手間も軽減。
地下フロアにテナントが入居、ビルの賃貸収入が増え、不動産資産価値が向上させた。