河川公園に快適で移動可能な水洗トイレを実現

サニアクセス3搭載「サラオWⅡ型」導入事例
課題
大阪府の河川公園整備において、国土交通省から「清潔で移動可能なトイレ」を求める要望が寄せられました。
課題は以下の通りです。
- 公園利用者に快適な水洗トイレを提供すること
- 河川増水時に移動可能であること
- 大人数利用にも耐えうる電源システムを備えること
- 設備全体の盗難対策を講じること
- 景観を損なわない外観であること
従来の一般的な仮設トイレは汚水処理や電源確保の面で制約が多く、大人数の利用や長期設置には不向きでした。
結果
これらの課題に対し、Gテクノ株式会社が開発した自立式移動型水洗トイレシステム「サラオWⅡ型」に採用されました。この製品には当社の排水ポンプユニット サニアクセス3が搭載されています。
サニアクセス3は、トイレ内の汚水を脱臭機能付きの汚水タンクへ効率的に圧送し、快適な使用環境を実現します。
加えて、ソーラー発電と大容量バッテリーの組み合わせで大人数の利用にも対応。クレーン付きトラックで容易に移動できる堅牢な構造とし、盗難対策として鍵付き格納庫を採用しました。
さらに、目隠しパーテーションの設置により景観を損なうことなく、公園に自然に溶け込むデザインを実現しました。
その結果、国土交通省からも「清潔性」「機能性」「利便性」のすべてにおいて高い評価をいただき、安心して利用できる移動型水洗トイレとして多くの来園者にご活用いただいています。


